アンビバレントな歌をうたう

相反する二つの感情、その双方に価値を置くこと

本当は鬱病だと言いたかった

五月半ばから鬱の波に飲み込まれていて、七月に入った今でも鬱々と過ごしている。周りの湿度を吸い込んではベタベタになった潮解性のある物質、水酸化マグネシウムとか炭酸カルシウムとか、になったみたいで何をするにもしんどい落とし穴に落ちてしまったか…

世界三大美徳のひとつ、仲良し

今日は母と妹とともに、老舗の和菓子屋が経営するカフェに昼メシを食いに行った。 良質な野菜をふんだんに使っているというランチは常に好評で、すべての席が女性を中心に埋まっていた。 私たちの隣のテーブルについた男女はなぜか向かい合わず、横並びでず…

相反する二つの感情の両方に、価値を置く

ambivalentという言葉を知ったのは、中学生、いや小学生の時だったか。 自分がしばしば抱く、このもやもやとした感情をすっきりと言い当ててくれる言葉を得たとき、サリバン先生に "water"という言葉を教わったヘレン・ケラーのような清々しい気持ちになった…